さてシャーロック・ホームズの一般的なイメージというと・・・・
- 鹿撃ち帽にパイプ。
- インテリで頭脳明晰のイケメン。
- 犯人を名推理で追い詰める。
- 相棒のワトソンは役立たず。
ってイメージですね。
↑こんなの
そのイメージ間違ってます。
ということで本日はロバート・ダウニーJr.&ジュード・ロウ主演の
シャーロック・ホームズのレビューです。
まあ本作はコナン・ドイルの原作とは別に外国のコミックで掲載されたオリジナルエピソードを原作としてます。
ま、ちょうど相棒のワトソン医師が結婚を機にホームズ宅から引っ越しする時期のお話ですね。
はい、彼が本作のホームズ。
「え、これが!?」と驚かれる方もいらっしゃるでしょうが、
自分は認めます!
ホームズの鹿討ち帽、インテリで紳士な性格など・・・・すべて後世の創作なんです!
本来のホームズはワトソンと絶妙で軽快なトークを飛ばし、暇な時にはヴァイオリンをうるさいくらいかき鳴らし、拳銃で壁を撃ちぬき、やばめな薬品を作ったり、
時おりヘロイン(麻薬)を注射したりする・・・・
駄目人間なんです。
それでいてバリツ(武術が訛ったものらしい)
の達人。
ま、正直言うと見た目は少し自分の想像と違ってましたが・・・・・
魂は間違いなくホームズですよ!
はい、これがワトソンね。
他の映像作品ではほぼ役立たずのレッテルを貼られてるワトソンですが(中にはデブなのもいた)。
本作のワトソンは大活躍!!
まあワトソンは元軍人ですからね(正確には軍医だけど)。
仕込み杖まで持ってるところは少し笑いましたがww
↑そして重要人物その3。
アイリーン・アドラー。
女嫌いのホームズが唯一認め、しかも二度も出し抜かれた女エージェントですね。
シャーロキアン(ホームズ愛好家)の研究者の中には
「ホームズはアイリーン・アドラーに好意を持っていたのでは?」と考える人もいますが・・・・・
本作はまさにそこを突き詰めた作品になってますねw
不思議と不快感も違和感も感じなかったです。
さてこの作品ですが「半分以上アクションもの」になってますが・・・・・
原作は案外アクションシーンとかたまにあるんですよね。
最大の宿敵モリアーティ教授との決戦も崖っぷちでガチバチトルだしw
だから本作は「こういうホームズもあり」では無く
これがホームズだと肯定したいわけです。
後は原作では事件部分よりも面白いとされる
ワトソンとの軽快なやりとり。
これが凄く上手く再現されてたのも面白かったです。
ま、そんなわけでホームズというと今までのイメージがありますが、まあ言ってしまえばあれは予算不足の引き起こした負の連鎖。
これが本物(に近い)
のホームズです!!
最後に・・・そういやすでに続編が決定してるそうですね。
最後に
モリアーティ教授がちょこっと出てきましたが次回作はついにモリアーティ教授と決戦ですかね?
今から楽しみです。
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